自分のことしか考えないと……
こんばんは、紺野うみです!
いつの間にか「自分さえよければ」という人が、増えてきつつある世の中。
ここのところ、それを実感させられています。
そういった方には、共通して「自分の生き方」に対する「誇り」といったものが、あまり無いようだなと……私はそのことに、寂しさを感じます。
「思いやり」「気遣い」などといったような、日本人の目に見えない精神文化というのは、後世に残していくのが本当に難しいものだと思わずにはいられません。
それらはもはや、学校で習うようなものでもなく、口に出してあえて伝えられるものでもなく。
人の生き様や、立派な先人の背中を見る中で、その血の中に脈々と受け継がれていくものだと思うからです。
人の心を慮る。
人の痛みを想像する。
人のために骨を折る。
人に気を遣う。
人をたてる。
人に譲る。
これは、自分の利益や損得とは、別次元の場所にあるべきものです。
「自分さえよければ……」の意識を抜きにして行動している人は、結果的に周りの人の方から、本当の意味での信頼や信用を得ている……というだけのことなのです。
人を思いやれる人は、自分の行動についての見返りなんて、はなから気にしていないでしょうね。
そんなことは、期待していても意味がありません。
むしろ、人のために動ける自分でいられるということが、何よりのしあわせだからです。
いろんな方のいろんな姿を見ながら、人のことも同じく大切にできる、そんな人間でありたいなと、最近の私は強く思っています。
自分自身の「生き方」に「誇り」を。
それだけは、無くしちゃいけないものですね。
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