紺野うみの神社と書くこと、生きること

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働き方を考える 【第三章/会社に「消費」される人に心を配る】

 

こんばんは、紺野うみです!

 

ここまで二回にわたって、「会社」と「人」の仕事を通じた関係性に関して、私が思うことを綴ってきました。

今日は、このシリーズの最後に、もしあなたがその「消費」を傍から見つめることになった時の話をしたいと思います。

 

 

働き方を考える 【第三章/会社に「消費」される人に心を配る】 

 

私は今回なぜか、どうしてもこの「働き方」の話をしっかりと書き残しておきたいな……という想いで、その「伝えたい」という温度を大切にしながら、私なりの考えや想いを綴ってきました。

(暑苦しすぎましたかね。笑)

 

これまでも私自身、何度かそんな現実を目の当たりにする機会があり、「自分に何ができるのか」ということを考える機会も多かったです。

 

私はまだまだ未熟ですから、そういう「消費」の現場や、今まさに疲弊していく人たちを見てしまうと、感情が先に立って怒りを覚えることも多いです。

でも、その「消費」にさらされる人を見ているうちに、必ずしもその「怒り」を消費をしている側に向けても、あまり意味がないことに気がつきました。

 

「消費」をしている当事者が、自分が「人を消費している」ことに気がつくためには、客観的な視点や、それを素直に受け止めるだけの器、そして他人の気持ちを想像できる必要があります。

それは、きっとそれぞれのペースやタイミングがあるでしょう。

 

早いうちに自ら気がつける人もいれば、何人もの犠牲者を出しても気がつけず、やがて自分の人生にそのツケが回ってきてから、ハッとする人もいることでしょう。

つまり、すべての人には、「それぞれの学びのタイミング」があるのだと思うのです。

 

ですから、自分がそこに対して感情に振り回された状態で「なんてひどいことをしているんだ!」とぶつかっていくのは、あまり得策だとは言えません。

その人に向かって「怒り」の感情を持ったままぶつかっても、相手からは「反発」を受けるだろうと想像できます。

むき出しの感情は、相手の心理を「反発」もしくは「萎縮」状態にしてしまうことが多いですからね。

 

それなら、人が「消費」されて壊されていく様子を、黙って見ているしかない……?

……それも、負けん気の強めな(笑)私には、自分の精神衛生上つらいものでした。

 

一度、その状態に気づいてしまったら、そのままにはできないものですよね。

 

それなら……自分にできることで、その人のために何ができるか?

――やがて、それを考えるようになりました。

 

そして、私は身近でそういうことが起きている時、その「消費」の仕打ちを受けている当人との会話やメッセージのやり取りで、なにか励ましたり間接的に力になれないだろうか……と思ったのです。

せめて「消費されない」ための心構えや考え方、生き方になってもらえたら、自分の手で状況を打開できる可能性が少しずつ広がっていくからです。

 

これは、私自身も積み上げてきたプロセスだったので、なおさら分かっていることでした。

 

私にも、さまざまな想いに縛られながら、脇目も振らずに働いていた時期があり……それを乗り越えたからこそ、見えてきたものがたくさんあったんです。

一度は自分の心をボロボロにしかけましたが、今はそれがあったからこそ、したたかに生きることができています(笑)

 

確かに辛かったけれど、あのプロセスを踏んできたからこそ今があると思うと、「今つらい状況」にいる誰に対しても「大丈夫、自分次第でもっと幸せになれるから」と伝えたいです。

 

「経験は宝」ですから。

大変だったからこそ、そしてそこからの学びがあったからこそ、それを活かさないと「自分」として生きている意味が薄れてしまいます。

 

私はこの話を書きながら、恐らくこんなこと(消費)は、日本中のいたるところで起こっているのだろうと考えました。

 

そして、私には「経験」と「書くこと」、ふたつの武器がある。

だったら、それを活かして、誰かの力になれたらと思っています。

 

 

皆さんの周りにいる、「苦しい想いを抱えている人」。

あなたにも、その人のために「自分にできる範囲のこと」で、なにか力になれることがあるかもしれません。

 

一緒に飲みに行ったりして、話を聞いてあげるもよし。

仕事とは別の気分転換に、付き合ってあげるのもいいですね!

さりげなく、「最近どう? 大丈夫?」と声をかけてあげるだけでも違います。

 

感情のぶつかり合いだけで誰かと「闘う」のではなく、思いやりの心を人に向けてみることからです。

まさに「自分の心を人に配る」、ということ。

 

そこから、状況を変えていくことはできるはずです。

後から「あの時、もっと何かできたんじゃないか……」と後悔するのは、つらいものですよね。

自分の人生の中で「こうすればよかった」という瞬間をできるだけ作らないためにも、周りの人の心や身体を、まずはあなたが大事にしていきましょう!

 

場合によっては、そんなあなたの姿を見て、別の誰かもそんな生き方を目指すようになるかもしれません。

 

そんな小さな積み重ねで、すべての人が「人を大切にする」ということのできる世の中に、少しでも変わっていったら……と願っています。

 

 
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