紺野うみの神社と書くこと、生きること

フリーライターが、神社や心について書くブログ☆

嘘なく生きれば怖くない

 

こんばんは、紺野うみです。

 

最近、身近でいろいろな人を見たり、反面教師にせざるを得ないような環境を知って、心底こんなことを思うようになりました。

 

人間、誠実に過ごさないと本当にダメだなぁ……と。

 

結局最終的には、本当の意味で人に必要とされたり、信頼される人間というのは言葉や行動に嘘がないかだと思うんですよね。

 

悲しいことですけど、最近の世の中には、本当に「惑わす人間」が多い……。

それは、「人・相手・お客様」を惑わす、という意味はもちろんのこと、「自分自身」を惑わすという意味でも。

 

時代に則して、中途半端に頭のいい詐欺が横行しているのも、その最たるものだと思います。

 

でもね、「金銭」をだまし取る詐欺は明確に「犯罪」として捉えられるので、逆にまだましなのかも……なんて考えるようになりました。

中には、「詐欺」としか思えないような形で、人の「時間」や「信頼」、「チャンス」などを奪う輩がいるので、どうしようもありません。

 

こういったものの被害者は、知らないうちに「精神的に」いろいろ壊されてしまうことが多いんです。

ひょっとすると、お金よりも取り戻すことが難しいものかもしれません。

 

いろんな理由で、自分の手をそんな風に悪いものに染めていく人たちが、今の時代、たくさんいます。

 

自分の仕事に「誇り」や「プライド」を持たず。

楽ができれば。

お金さえもらえれば。

そんな風に自分の仕事や行動、そして生き方を汚していくのです。

 

そういう人たちは、見せかけの「飾り」が大好き。

安易な方法で、楽をして、張りぼての城に表面だけ金ピカな薄っぺらい城壁を作っては喜んでいる。

 

その場だけ言葉を飾って、耳当たりのいい誘い文句で、その場しのぎの嘘をつく。

 

だけど、多分、その人たちはまったく分かっていないんです。

そんなことをやっている一瞬一瞬こそが、自分の身を滅ぼしているのだということに。

 

それどころか、「しめしめ、上手くできてるぞ……」なんて思っていたりするのかもしれません。

 

ダメなんですよ、全然できていないんです!

偽物の城は、壊して建て直さない限り、ずっと吹けば倒れてしまうような偽物なんです。

 

そういう人や環境を見つめながら、私が思うことは一つです。

どんなに不器用でも、派手じゃなくても、誠実に生きようと。

 

本当に正しいと思うことをして、自分の心にも人の心にも嘘をつかず、自分にできることを精一杯やって生きていく。

 

それだけで、充分幸せなんです。

嘘なく生きること。

それがどんな瞬間も、誰に怯えることもなく、堂々と太陽の下で誇り高く生きていけるということだと思います。

 

人への嘘。

自分への嘘。

ついていませんか?

 

自分を守るためのくだらない嘘は、最終的に自分を滅ぼします。

 

気づけるうちに、引き返してください。

 

誠実に生きる。

それだけで、人は充分幸せになれますから。

 

 
f:id:konnoumi:20180207231357j:image