私の中に誰がいる?

自分を強くしてくれる、ちょっと不思議な心理学!『自己人格分析』研究のまとめブログ★

第10回 住人の役割を考える①

 

 

前回のあらすじ。

住人、オールコンプリート…?(by リンさん)

 

「ちょっとリンさん! あらすじにヒロさんも登場させてくださいよ…雑!(;´・ω・`)」

「あ、そっか。素で忘れてた!Σ(・・」

「いやいや、別にいいんですよ私のことは(;^△^)」

「ヒロさんはまたそうやって…」

「ごめんご★(・∀<*)ゞ」

「もー!(*´・д・)=З」

 

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一応、扉の数だけの住人を、把握できました。

現時点で、紺野の場合は全部で6人! どいつもこいつも濃いキャラクターでしたが。笑

 

詳細を報告がてら、そのことを臨床心理士の先生にお話すると、先生はこれからのことについて重大なヒントを教えてくれました。

「自分の心の中にいる存在同士がぶつかりあっていたり、分かり合えていない場合は、それがその方の葛藤として現れてきます。それを(住人が)誰も犠牲にならない形で、同じ方向を向いて協力してくれるように意向の調整をしていけば、迷いの解決に近づくはずです」

ふむふむ、なるほど…?

犠牲にならない、というところは大きなポイントなのでしょう。

解離性同一性障害のよくあるケースでは、交代人格の誰かひとりが辛く苦しい記憶を全て抱えることによって、その他の人格やその人自身の平穏な生活を守っていたりします。

そうせざるを得ない状況まで追い込まれてしまったからこその手段なのですが、気がついていないだけで、ずっと心のどこかに悲しみや苦しみが居座っていることになります。

「自分を苦しめている自己矛盾葛藤というのは、まさに心の中で(住人同士の)様々な想いが意見や主張を戦わせあっているようなものです。だからこそ、解決が難しいんです。どれも自分の一部なので、蔑ろにして良いものはひとつもないんですよ。ひとつひとつの意見に、耳を傾けてみる必要があります」

耳を傾けるには、少なくともその住人・感情・主張の存在を自覚しなくては始まりません。

「つまりアニキ委員長に一方的に隠されていたり、自分の部屋から出られないリンさんヒロさんのような人がいたりする私の現状は、明らかにまずいわけですね。どうしよう…。早目になんとかせねば、ということじゃないですか!」

こうして住人というくくりで人格を細分化して考えてしまうと、なんて問題が分かりやすくなるのでしょうか。笑

ある意味、自分のことじゃないみたいですから、なおさら冷静に考えられる気がします。

私の場合は、「この人たちのこと、私が何とかしてあげなきゃダメだわ!」と、謎の使命感が生まれていました。笑

そりゃあ自分のことなんだから、自分でなんとかするしかないのは当然なんですけれど。

 

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今あらためて振り返ってみても、確かにその時の状況といえば、住人同士はとにかくバラバラに過ごしていましたっけ。

まして「いないことにされている」人格があったなんて、自分の心のこととはいえ乱暴な感じがしてしまいます。

かといって、その働きかけをしてしまっていた委員長も、独裁的で幅を利かせているというよりも、問題を一人で背負い込んで苦しんでいました。

まさに、あちこちに「犠牲者」が続出してしまっていたんですね。

 

どうすれば心の中にいる彼らも、幸せにのびのびと過ごせるようになるんだろう…。

彼らに強いてしまっている現状を理解して、申し訳なさと共に考えるようになったことはそれでした。

ようやく自分の中身を知り、この先どうすれば良いのかについて考える段になったわけです。

 

それなら、犠牲者を生み出さない状況…つまり、心の状態が健全であるために必要な要素とは、何なのでしょう?

全員が同じゴール地点を目指し、それぞれ住人同士もお互いを認め合い助け合うような状況に持っていく。

それを心の中に構築するのは、自分以外の誰にもできないことですから。

 

…そして、たどり着いた結論は、こんなものでした。

 

①自分の心の中にいる存在が、どんな性格でどんな想いを抱えているのか知る。

→これは、私がこの心理学の入口で、自分自身の中身を見つめていく作業をしたような内容ですね。

 自分の要素を正しく知る、というところです。

 この段階でもまだまだ謎が多く、自分自身と同じ日々を過ごす中で住人も成長しているので、生きている限り、終わりのない作業になります。

 

②住人同士で意見の食い違いがあったり、バラバラの方向を目指しているような場合は、方向性を整える。

→存在を認めるだけでなく、それぞれを尊重しあいながら助け合ってくれるような、ひとつの強いチームを作ります。

 目指す場所は「自分にとっての幸せ」ひとつ。

 住人を正しく理解してから、始めてこの段階に踏み出すことができます。

 

③住人各々の、役割と活かし方を考える。

→今回スポットライトを当てたい議題は、ここです。

 

住人について考えるうちに、私は彼らの持つ役割を、大まかに二種類に分類できるのではないかと思うようになりました。

自分の趣味嗜好などの内政的な要素を司っているか、対人関係など外交的な要素を司っているか。

その二つなのではないか? …と。

彼らの「最も活躍できる土俵」は何かを考えた時、ふと気づいたのです。

たとえば、分かりやすいのはリンさん。彼女は完全に、対人専門です。

人と接する時が、彼女が最も生き生きする活躍の場。

いっそ図々しいくらいの勢いで、人の中に突っ込もうとします。

人と関わることに対して一切臆しませんし、相手に興味を持ち、コミュニケーション自体を心から楽しんでくれます。

ところが、グリーンダカラちゃんはどうでしょう?

同じように心の中に存在している私の一部であるはずなのですが、彼女はしゃべりませんよね。

人と接する際に彼女を外側に出してずーっとニコニコさせておく…? というのも全然しっくりきません。

それよりも、彼女はどんな時も私の心の中のお助けキャラです。

緑の美しい植物や自然を愛し常に求めているので、それに触れたり目にすることでさらに新たな力をくれるような、非常にスピリチュアルな存在のような気がします。

 

…こんな風に、私はいつしか住人の持つ要素に合わせて主な活躍の方向性を二つに分けて考え始めました。

まとめるとこんな具合でしょうか。

①外交担当:対、人との関わりにおいて「外」に出てくるひとつの顔となる

②内政担当:自分の信念や、感情・趣味嗜好に影響している心の「中」のひとつの軸となる

 

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こうして整理を始めたことによって、また新たな発見が生まれることになるのですが…。

その続きはまた次回。笑

 

 

▲ Hiro / Iincho